2006年04月20日

死亡率が何々倍

煙草について議論になる時 いろいろなデータが示される
最もよく見るのが肺がん死亡率が通常の何倍と言うやつだ

煙草に害は無いんだと言うつもりはないし
煙草が何かの病気に一定の相関を示していると言うのも否定しない

ただ疑問がある なんで「倍率」で言うの?

10%が倍になったら20%、0.1%が倍になったら0.2%と倍率で示されても
実態がずいぶん違うんだよね

病気や死亡の率って対10万人率で表すのが慣例みたいだけど
それで言うと日本で肺がんの対10万人死亡率が70ぐらいだそうだ
(※事実肺がんは比率としては増えている もちろん原因はタバコ 否定しない)

がんの部位別死亡率 (みんな大好き厚生省 - 一番下の方ね)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai02/deth.html

この手を参照したいろいろな説明を見ると大抵から単位をいちいち言わないで
かつて10だったものがいまや70に迫るなんと「7倍」だ! なんて言い回しになる

さて、70(対10万人率) というと0.1%に満たない
別の言い方をすると1000人に1人に満たない
珍しい病気の時に良く聞く言い回しだね

もちろんそれを多いと見るか少ないと見るかその意見は様々だが
同じ数字なのに言い方によって多そうに聞こえたり少なそうに聞こえたりする
言わんとする意図によって言い方が違ったりするわけだ

それでこの「たった0.1%」ってのが喫煙者側の言い訳に良く使われるようである

が 喫煙者諸君 それは間違いである
これは年次率なので、毎年0.1%を生き延びていくわけで
これが何十年も続けば実際の倍率はもっとあがるんですよ

喫煙者の年齢累積死亡率? って言うのだと5%ぐらいになるらしいんですね
何十年だかタバコを吸ってきた人が70歳だか75歳だかまでに肺がんで死ぬ比率
(後からここに資料が入るかもしれないよ)

今喫煙率が40〜50%とかだから
70歳だか75歳までに100人の内の1人か2人が肺がんで死んでるって事ですよ
なんだか多いんだか少ないんだか良く分かりませんがな

数字を挙げて大騒ぎしてますけど それなら
多面的に「わかりやすく」数字を挙げて 問うたり説いたりすればいいのに
何倍だっ! とか 5%っ! とか言われても
何か誤魔化されようとしている? って気分になってしまう
何故なら少ないものを多く見せたい時の常套手段だからね

前述したように多いか少ないかの解釈は意見が分かれるところだけど
何倍何倍言ってる人は そんな言い方すること自体
本当に深刻に多いと言えるのか 自信がなかったりするわけ?

おかしな事を言うな (ranking)
posted by SadMan at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | おかしな事を言うな
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